喜平ネックレスデザイン徹底比較
KIHEI JEWELRY GUIDE

喜平のデザインとは

喜平には主に、2種類のデザインの特徴があります。
ひとつめはカット、ふたつめは編み方です。
商品名としてよく使われる「◯面トリプル」などはまさに、デザインのことを指しています。

喜平チェーンのコマ(チェーンを形成する輪)にはいくつかの種類があり、その断面の形状によって全体の表情が変わります。
ここでは代表的な4種類のデザインの違いと特徴を、詳しくご紹介します。

喜平のデザインは4種類

喜平のデザイン|ここだけは知っておきたい!(1)
喜平の『カット面』とは?

喜平の商品を選ぶとき、「何面にされますか?」「カットはどうしますか?」と尋ねられることはありませんか?

面=カット面です。

編んだチェーンの側面などをすり落とすことで、独自のきらめき、陰影、個性を引き出します。
例えば「8面トリプル」は1コマあたり8つの面があるということを表しています。
これからそれぞれのデザインについて詳しくご紹介していきます。

画像:◯面の比較
最もシンプルな輝き2面シングル喜平

丸い小豆チェーンのコマを1つずつつなげて90度にひねり、上下を落としたシングル編みとなります。
カットの断面が2カ所あるため「2面カット」と呼ばれています。

シンプルなチェーンの形状が、ペンダントトップの存在感を引き立てます。

ひとコマごとにボリュームがあるため、シャープな印象というより、もっとゴツゴツした力強さ、武骨さが出ます。
ワイルドな地金感をご希望の方にオススメです。

幅・耐久面ともに「バランスがいい」6面ダブル喜平

ひとつのコマに2つのコマが連なるダブル編みのチェーンです。
断面図でご覧いただくと上下に2面、左右に4面カットを施しているため6面カットと呼ばれています。
2面に比べると編目が細かく、全体的にシャープな印象です。

多面の華々しい輝きも控えめ、クールで落ち着いた雰囲気にまとまります。
ほどよい輝きと存在感をお望みの方に。

喜平ネックレス、1番人気は6面ダブル

かつて1980~90年代に大流行した喜平チェーンですが、昔と今ではデザインが少し異なります。

近年人気のデザインの特徴

1.シャープな印象
2.角張ったデザイン
3.キラキラ感 

具体的に商品名で挙げるとするなら、8面トリプルと6面ダブルになります。

特におすすめしたいのは、1番人気の『6面ダブル』。
華やかな輝きの8面トリプル、耐久性が高い2面の中間に位置する6面ダブルは、見た目と強度のバランスが抜群です。

より華やかな8面トリプル喜平

ひとつのコマに3つのコマが連なるトリプル編みのチェーンです。上下に2面、左右に6面のカットが入ります。

コマ同士がさらに密接するため、表面がよりなめらかに感じます。多面の華やかな輝きが、気分を盛り上げてくれること間違いなし。

シンプル、ラフな服装に合わせても、貴金属特有のきらめきがファッションのアクセントになります。

チェーンそのものをコーディネートの主役に取り入れたい方に好評です。

「一味違う」きらめきを12面トリプル喜平

チェーンの構造は8面トリプルと同様ですが、コマの形が変わります。中央に4面のカットが加わるため、彫りが施されたような独特の陰影が生まれます。

カット数が増えることで光の反射面が増え、8面と比べるとより繊細な輝きが特徴です。

すでに喜平チェーンをお持ちの方、人とかぶりたくないデザインをお探しの方におすすめです。

※12面トリプルは限定商品のため、数に限りがございます。詳細はお問い合わせ下さい。

喜平のデザイン|ここだけは知っておきたい!(2)
喜平の『編み方』とは?

面(カット)の数字に続く「シングル」「ダブル」「トリプル」の用語は、チェーン構造の特徴を表しています。

喜平の編み方は3種類

編み方の違いはトリプル・ダブル・シングルの3種類

コマに1個に対し、1つかかっているならシングル、2つならダブル、3つならトリプルとなります。

つまり「8面トリプル」は「トリプル編み」ということ。
当店の喜平デザインは、12面・8面がトリプル編み、6面がダブル編み、2面がシングル編みとなっています。

8面トリプルと6面ダブルの比較

トリプル喜平は、タブル・シングル編みよりも太さが増す

プラチナの同重量50g50cmで6面ダブルと8面トリプルを比較すると、後者のほうが太くなります。
注目すべきポイントは「編みが多いほど見た目が太くなる」ということ。

POINT6面より8面の方が太い

トリプル編みは地金を細かく分け、編み込み回数を増やしているため、実際にはコマ同士の隙間が多いのです。

シングル、ダブルと比較すると全体的に幅広く、表面の滑らかな輝きが特徴です。

ダブルの比較写真

2面シングル喜平は、トリプル・ダブル編みよりも厚みと力強さが増す

編み込みが増えるほど太くなる、と言っても例外はあります。
2面喜平は、複数編みのタイプに比べコマそのものが大きく、厚みがあります。
歪みや変形に強く、耐久性を求める方におすすめです。

POINT2面はコマが大きく耐久性に優れる

編み込みの多い6面ダブル、8面トリプルはコマ自体が細くなり、数が増えます。
チェーン全体をシャープな『線』として、多面で輝きを魅せる作りです。

一方、2面喜平はそのようなコマの細分化がなく、チェーン本来の『鎖』の力強さを感じられるデザインに。
固い結束や情の深さ、絆といったイメージにつながります。

余談ですが、シングル編みの2面は構造がシンプルで製造コストが抑えられるため、他のどの喜平よりも価格が1番安く、お得感があります。

人気の6面ダブルと8面トリプルの違い

「6面と8面の違いは?」
よくあるお問い合わせのひとつです。
それだけこの2つはよく似ています。

まずはこのふたつのカットの違いをじっくりご覧いただける動画をご用意しました。

いかがでしたか?

正直に申しますと、 少し離れて見たら6面ダブル、8面トリプルの違いはほとんどわかりません。
特に細いチェーンは、店頭で毎日見ているスタッフでも、編込みを数えないとすぐに判断できないほどです。

厳密には価格、強度や絡まりにくさといった機能性、見た目の太さが異なります。

画像:喜平8面と6面の比較

当店の8面は、6面の両サイドを2面擦り落としたもの。
コマの細さとカットの多さが、チェーンになめらかな印象と繊細な輝きを与え、幅を広くします。

一方、6面ダブルはチェーンに残された両サイドの丸みが立体的に見せることで、重厚な印象を与えるようです。

そのほか6面ダブルは8面トリプルよりも絡まりにくく、同じ重量を少しだけ安く買えるという嬉しいメリットがあります。

喜平のカットと編みは、チェーンの『デザイン』そのもの

いかがでしたか?
カットと編みは、チェーンのデザインそのもの。見慣れてくると次第にそれぞれの特徴が掴めるようになります。

同じ重さでも、構造の違いで見た目が変わる喜平ネックレス。
当店ではネックレスと同様、ブレスレットの取扱いもございます。

画像:ゴールドの喜平ブレスレット

距離を置けば気づきにくい変化でも、肌身につけるものは特別な愛着を抱きやすいもの。
納得して購入に踏み切りたいですよね。

まずは動画や写真を見比べ、なんとなく直感で「かっこいい」と思ったものが、あなたにとっての運命の出会いかもしれません。

最終的に選んだ喜平チェーンが、あなたにとって最高の相棒になることを祈っています!

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